教員情報 |
ヤオイタ シュンペイ
YAOITA SHUNPEI 矢尾板 俊平 所属 淑徳大学 地域創生学部 地域創生学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 『家族』システムの分析-時系列データと地域特性に基づく現状把握- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 三重中京大学研究フォーラム |
巻・号・頁 | (第5号),45-61頁 |
概要 | 現代社会における「家族」の在り方や現状を把握するために、国勢調査のデータに基づき、回帰分析を行ったところ、下記のような結果を得た。 (1)婚姻率は、所得との関係が重要である。(2)合計特殊出生率は、所得水準が低い地域で高い。ただし、世代や三世代での同居は、正の関係である。(3)離婚率は、所得水準が低い地域で高い。ただし、合計特殊出生率と同じように親世代や三世代での同居は、正の関係である。 すなわち、婚姻時には所得を重要と考えるが、出産や離婚は、所得よりもセーフティーネットとなり得る家族システムの強靭さが重要であると考えられる。 |