教員情報 |
サカイ シオリ
坂井 志織 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/09 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 自覚症状のない複数の疾患と長期間付き合う経験からの一考察 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 保健医療社会学論集 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 32(1),55-63頁 |
著者・共著者 | ◎坂井志織、細野知子 |
概要 | 本稿は自覚症状のない複数の疾患と長期間付き合う経験を、非構造化面接で得た語りをもとに、現象学的な思想を背景に志向性の働きに着目し、病いとの付き合い方を記述・考察した。自覚症状のない複数の疾患を長年患うということは、受診の継続によって合併症を起こさないなどの医療上安全な「枠の中にいる」ことを緩やかに確認し、生活改善など個人の取り組みを絶対的に評価しないようにするという、患者と医療とが管理を分業するスタイルをつくり、長期的な疾患との付き合いを可能にしていた。 |