教員情報 |
ジン ノブヒト
JIN NOBUHITO 神 信人 所属 淑徳大学 総合福祉学部 実践心理学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 社会福祉学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 社会的ジレンマにおける協力促進要因としての規範の過大視 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Center for Experimental Research in Social Science Working Paper Series |
巻・号・頁 | (No. 92) |
著者・共著者 | 共著者:小野田竜一・松本良恵・神信人 |
概要 | 現実社会の社会的ジレンマにおいて二次的ジレンマ問題が回避されているのはなぜか。この問いに対する解答の一つとして、人々がサンクションの実効性を過大視しているからというものがある。つまり、実際には成員によるコスト負担が不足し十分な効果を持たないサンクションでも、人々がその効果を過大視することで、十分な効果を持つようになると考えられるのである。本研究では、人々が認識しているサンクションの実効性が現実の実効性よりも大きいことを実験で検証した。さらに実験データから、そうした過大視の背景に、「サンクションを恐れて協力している人もサンクションがなくても協力している人と同じくらい非協力者を罰する」という誤った思い込みが存在していることが示唆された。 本人担当部分:研究立案・論文作成指導 |