教員情報 |
サトウ マユミ
MAYUMI SATO 佐藤 まゆみ 所属 淑徳大学 総合福祉学部 社会福祉学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 市町村におけるこども家庭センターの役割と機能に関する一考察― 制度の検討過程と関連動向から ― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 淑徳大学短期大学部 研究紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 淑徳大学短期大学部 |
巻・号・頁 | (68),1-14頁 |
著者・共著者 | 佐藤まゆみ |
概要 | 本研究は、市町村のこども家庭センターが児童福祉法に位置づけられる検討経緯と関連動向を整理し、こども家庭センターに求められる役割や機能を明らかにした。子ども家庭福祉における「包括的な支援」は、2018年の児童虐待死亡事例に伴う児童相談所・市町村の体制強化の中で政策目標として一貫して目指され、その包括的な支援の担い手として、従来の支援拠点から母子保健と子ども家庭福祉の一体的な支援が期待されるこども家庭センターへと議論が変遷し、包括的支援の実現は重要な政策課題となった。こども家庭センターは、児童相談所と市町村間に生じる支援の切れ目、各施策間に生じる支援の切れ目を防ぐ役割、領域と施策の縦割りによる切れ目をつなぐソーシャルワーク機能が期待されていると考えられた。併せて、こども家庭センターによる一体的な支援において、要対協を活用した支援の包括化を考えることが今後の課題として示唆された。 |
researchmap用URL | https://shukutoku.repo.nii.ac.jp/records/2000129 |