教員情報 |
アサバ ユウスケ
麻場 勇佑 所属 淑徳大学 経営学部 経営学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/09 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 「Du Pont社の3社分割と投資利益率―Hercules社年次報告書の検討―」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 駿河台大学経済経営学部 |
巻・号・頁 | 27(1),79-102頁 |
概要 | 本稿では、反トラスト法裁判の結果、1912年にDu Pont社より分割された2社のうちHercules社に焦点をあてている。特に、反トラスト法裁判、有罪判決後の分割交渉過程、そして分割後のDu Pont社との関係性に焦点を当て、その過程を詳述した。1912 年の3社分割に際し、 Hercules社の株式は Du Pont社の株主へと分配された。これは du Pont一族が Hercules社の所有者であることを意味し、実質的には Hercules社は Du Pont社の子会社的位置付けであった。すなわち、3社分割後も実質的には独占とさして変わらず、火薬産業は Du Pont社を中心に利益共同体を築き、競争は存在していなかったのである。 |