教員情報 |
タムラ ミユキ
田村 美由紀 所属 淑徳大学 教育学部 こども教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/01 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | Emotional responses to music: towards scientific perspectives on music therapy |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Neuroreport |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 19(1),75-78頁 |
担当範囲 | 共同研究により抽出不可 |
著者・共著者 | ◎Miyuki Suda, Kanehisa Morimoto, Akiko Obata, Hideaki Koizumi, Atsushi Maki |
概要 | 神経認知学研究は,音楽療法の有効性を明らかにする事が可能である.本研究で我々は,近赤外分光法(NIRS)と内分泌系ストレスマーカーを用いて,音楽のモード(長調と短調)がストレスに及ぼす影響について検討した.その結果,唾液中のコルチゾール濃度が,短調と比較して長調では有意に減少し,ストレスが軽減されている事が明らかになった.さらに,長調では快情動の関連領域として報告されている前頭前野外側部を含む領域の賦活観測した.以上により,内分泌系と脳機能応答の同時計測によって,音楽-情動-ストレス軽減の応答プロセスの関連を示唆する知見を得た. |