教員情報 |
スギハラ トオル
杉原 亨 所属 淑徳大学 高等教育研究開発センター 所属 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/11 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 生成系AI(ChatGPT)を活用した大学生対象における授業実践及び効果検証 -情報科目、英語科目、講義科目(多文化と異文化理解)の実践を通じて- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 淑徳大学高等教育研究開発センター年報第10号 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (10),1-21頁 |
著者・共著者 | ◎杉原亨, 今村有里, 荒木俊博 |
概要 | ChatGPTに代表される生成系AIは、高等教育でも大きな影響を及ぼしつつある。その対応として文部科学省や各種団体は指針やガイドラインを公表しているものの、教育現場においては模索している状況である。この状況を踏まえて、本稿では、淑徳大学の学生を対象に、事前アンケートによる生成系AIに関する実態把握と、情報科目や英語科目などでのChatGPTを活用した授業実践、及び事後アンケートによる検証を行った。検証の結果、事前アンケートから生成系AIの利用に関しては、実態としては比較的少数でとどまっている状況であった。次に授業実践では、多くの学生はChatGPTについては、一度使い方を理解すると、自分の興味関心に沿って対話をしており、一部学生の中には、講師が想定していない質問もして、発展的な使い方を試みていた様子が見受けられた。さらに、事後アンケートからは、ChatGPTの便利な点として回答のレスポンスの速さ、知らない情報を教えてくれるなどという回答がみられた。一方で、問題点として、情報が間違っていることなどが挙がっていた。 |