サカイ シオリ   
  坂井 志織
   所属   淑徳大学  看護栄養学部 看護学科
    淑徳大学大学院  看護学研究科 看護学専攻
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2022/04
形態種別 学術論文
査読 査読あり
標題 長期にわたって強迫性障害をもつ人の「自分」と病気の捉え方: 一インタビューからの現象学的質的研究
執筆形態 共著
掲載誌名 医学哲学医学倫理
掲載区分国内
巻・号・頁 (39)
著者・共著者 小林道太郎、坂井志織
概要 長期にわたって慢性の病いをもって生きる人びとの経験を記述し、その病気に対する捉え方を明らかにした。筆者らは、10年以上にわたって精神科に通っている40代女性のAさんへのインタビューから、その強迫性障害に関連する語りを分析した。病気は「しんどい」ものであり、病気でない方がよいのだが、それにもかかわらず病気である自分が「ほんとの自分」であり、病気がなくなるならば自分ではなくなってしまうかもしれない。Aさんのこのような考え方は、病気とともにある自分についてのひとつの態度決定でもあった。
researchmap用URL https://researchmap.jp/sakaishiori/published_papers/36086448