教員情報 |
ウジハラ マサナ
Masana Ujihara 氏原 将奈 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/09 |
形態種別 | 学術論文 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 自殺予防の支援者のこころを守る-コロナ禍で生じる苦悩に焦点を当てて- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 精神科治療学 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 星和書店 |
巻・号・頁 | 36(9),1021-1026頁 |
担当範囲 | 全て |
著者・共著者 | 氏原将奈 |
概要 | コロナ禍の支援者は、災害時のような終わりの見えない支援を強いられている。このような中で支援者はMoral Distress(道徳的苦悩)と呼ばれる状態に陥りやすいとされている。これは自殺予防に関わる支援者にも当てはまり、終わりのない自殺予防活動の中で、「死にたい」と訴える対象者に共感疲労を覚え、時には自殺企図や自殺既遂に遭遇し、自分を責める。これらが積み重なると、やがて二次的外傷性ストレスやバーンアウトにつながる危険性を孕んでいる。自殺予防の支援者のメンタルヘルスを守るために、自身ができるセルフケアや、組織の管理者や上司ができる支援を行うことが重要である。 |