教員情報 |
イシワタ ヒロシ
石綿 寛 所属 淑徳大学 地域創生学部 地域創生学科 職種 助教 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 高等教育における「資質・能力」の学修成果の可視化について―教育を通じた学修者の自立の視点から― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 淑徳大学社会福祉研究所総合福祉研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 淑徳大学社会福祉研究所総合福祉研究室 |
概要 | 本論は,現代高等教育において実施がなされている「資質・能力」の学修成果の可視化について考察することを目的としている。「資質・能力」の学修成果の可視化という施策は,高等教育での学びを通じて学修者が汎用的能力を身につけることを目指している。この施策は,大学における学問と社会との接点を再確認することや学修者の学びを社会につなげることが期待されている一方で,学びを脱学問化すること,学びの成果を個人化することなどが危惧されている。本論は,それらの論点を踏まえた上で,「資質・能力」の学修成果の可視化が,学修者の教育を通じた自立をどのように想定しているか,政策文書を基に分析をした。本論は,政策文書が「資質・能力」の学修成果の可視化を通じた学修者の学びの成果を「単一の社会の中での自立」として想定していることを論じた。 |