教員情報 |
マエダ ヒサノリ
MAEDA HISANORI 前田 寿紀 所属 淑徳大学 総合福祉学部 実践心理学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1994/10 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 昭和前期の千葉県社会事業協会における報徳導入をめぐる動向 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 千葉県社会事業史研究会『千葉県社会事業史研究』 |
巻・号・頁 | (第22号),6-17頁 |
概要 | 本稿では、報徳社の教育的側面が社会事業に与えた役割の一端を把握するために、昭和前期の千葉県社会事業協会における報徳導入をめぐる動向を整理した。この導入には、「大日本報徳社」関係の人からの流れがあった。協会は方面委員制度(昭和2年7月~)の充実に向けて試行錯誤している最中、補助金・助成金目当ての人に問題を感じ、報徳が「勤労」「分度」「推譲」の思想・教説をもっている点、「救貧」のみでなく「防貧」にも向いている点、社会事業に生命を与える教化ができる点等に期待して、「報徳指定村」を指定し助成したことを明らかにした。 |