教員情報 |
ショウジ カツヤ
東海林 克也 所属 淑徳大学 地域創生学部 地域創生学科 職種 助教 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 神仏習合と『日本霊異記』上巻第二縁との関連について |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 21世紀社会デザイン研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (19),89-95頁 |
概要 | 本論文は神仏習合の観点からどのような仏教的意義があったのかを論じた。狐は吉兆を表現する動物としてや、豊作や子孫繁栄をつかさどる神として信仰されていた。しかし仏教流布のためには民衆を仏教信仰へ引き寄せる必要があり、景戒は狐信仰を仏教説話の題材として利用したのである。狐を輪廻転生に組み込んだことは、在来信仰の仏教化、民衆を仏教に導く導入話としての仏教的意義を持っていたことを述べた。 |