教員情報 |
ヤマシタ サチコ
YAMASHITA SACHIKO 山下 幸子 所属 淑徳大学 総合福祉学部 社会福祉学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 社会福祉学専攻 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/06 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 【編著論文】求められる介護教育 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 上野千鶴子・大熊由紀子・大沢真理他編『ケア その思想と実践5 ケアを支えるしくみ』 |
出版社・発行元 | 岩波書店 |
巻・号・頁 | 225-241頁 |
概要 | ケアの仕組みに関して、財政・法制度・システム・教育と多様な視点から検討を行う、ケア研究のシリーズの一環。 A5版、全241頁 編者:上野千鶴子・大熊由紀子・大沢真理・神野直彦・副田義也 共著者:神野直彦、訓覇法子、沼尾波子、大友信勝、武川正吾、平岡公一、大熊由紀子、J.C.キャンベル、大沢真理、結城康博、山下幸子 本人担当部分:「求められる介護教育」(225~241頁)を単著。 本稿は介護福祉教育のあり方について、主に障害児者への介助の視点から検討を行うものである。社会福祉士及び介護福祉士法改正に至るまでの経緯と、法改正の具体的中身を整理したうえで、特に介護理念に関する教育内容について、求められるあり方を検討した。また、これまでの介護理念について、介護福祉士養成テキスト等を参照しながら、そうしたテキストにおいて述べられている「対等な関係性」「個別性の尊重」「受容』等の言説の意義を確認した。しかし介護を利用する当事者の視点から考えると、こうした事柄がどうしても介護者中心の視点によるものであることを指摘し、今後の介護福祉教育においては、複層的な視点から介護理念を検討する必要があることを指摘した。 |