教員情報 |
マエマサナオ
MAE Masanao 前 正七生 所属 淑徳大学 教育学部 こども教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/10 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 養成教育における「経験」と「専門性」に関するシステム論的考察-保育者養成校教員は何を「養成」してきたのかー |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 淑徳大学短k大学部研究紀要第65号 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 淑徳大学短期大学部 |
巻・号・頁 | 1(65),87-98頁 |
概要 | 本論ではそれに連なるカタチで養成教育が直面する最新の課題について継続的に探究を試みた。 2019年を目途にあらゆる学校段階で、特に幼稚園教育要領や学習指導要領が大幅に見直される過程において学力観(資質・能力へ)の転換やカリキュラムマネジメントなど「教科」と「領域」双方にかかわるアプローチの模索が打ち出さ、その直後2020年、全世界が直面した未曽有の事態(コロナ禍)によって「人が人を教える」という行為そのもの=教育や人材育成にかかわる理論の信憑性と限界が徐々に指摘され始めている。本稿では、今や高等教育段階においても遠隔授業等で一層強化され急速に表面化してきたICT等の教育テクノロジー導入と、その対極にある「対人臨床」(生身の人、その直接の「かかわり」)という面にとどまらず、カリキュラムや学習成果という概念、さらにはこの度のロシアによるウクライナ侵攻で露見した各国・民族にとっての「文化(伝達)」という視点も併せ、改めて「人が人を育てる」上で必要となる条件や、現時点で我が国(日本)の養成教育(または人材育成)が内包する根本的な課題についてシステム論的な見地から整理し明らかにした。 |