教員情報 |
スギハラ マミ
SUGIHARA MAMI 杉原 麻美 所属 淑徳大学 人文学部 表現学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 児童文学における文学賞の今日的役割と可能性 -国際児童図書評議会(IBBY)と国際アンデルセン賞の視察から- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 淑徳大学人文学部研究論集 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (4),83-95頁 |
概要 | 2018年3月、児童文学界の小さなノーベル賞とも謳われる「国際アンデルセン賞」作家賞に『魔女の宅急便』などの作品で知られる角野栄子氏が選出された。この国際アンデルセン賞を主催するIBBY(国際児童図書評議会)は1953年に「子どもの本を通しての国際理解」を理念に誕生した非営利組織で、現在79カ国が加盟している。本稿では、出版不況の中でも健闘している児童書と、児童文学における文学賞について概観したうえで、角野栄子氏の国際アンデルセン賞授賞式が開かれる第36回IBBY世界大会を視察し、その中で行われている研究発表やコミュニケーションを通じて、児童文学における文学賞や国際ネットワークの今日的役割について、4つの視点から論考する。 |