教員情報 |
イソオカ テツヤ
ISOOKA TETUYA 磯岡 哲也 所属 淑徳大学 コミュニティ政策学部 コミュニティ政策学科 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 森岡宗教社会学におけるキリスト教会研究の達成―『明治キリスト教会形成の社会史』 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 淑徳大学大学院総合福祉研究科研究紀要 |
巻・号・頁 | (14),227-243頁 |
概要 | 森岡清美教授の『明治キリスト教会形成の社会史』への書評論文。まず、通常の書評と異なる本論文の特徴として著者との関係性とリプライを含んでいる点を前提として挙げた。本書の全体の構成を述べた後、本書各構成の内容を概観した。次に「本書から学ぶべき諸点」として、キリスト教会研究における新たなる知見と理論的考察がなされていることを指摘した。最後に若干の疑問点を挙げ、それに対する考察を加えた。ことに、deprivationという用語の訳語を新たに「喪失」としたことへの疑問について筆者の意見も交えて指摘した。次に明治期の入信の事例について、すべてをdeprivationで説明することの疑問や引用文献の記述の方法、扱う教派数の問題など指摘し、議論した。 |