教員情報 |
アラクニ ケイスケ
荒邦 啓介 所属 淑徳大学 コミュニティ政策学部 コミュニティ政策学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「[研究ノート]戦中の辻清明――明治憲法の割拠性を考える上での一視角」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 東洋法学 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 57(3),283-300頁 |
概要 | 本論文は、戦後行政学のリーダーとなった辻清明が戦中に展開したふたつの議論(①内閣の割拠性、②「国務」と「統帥」の分立)を追跡・検討したものである。国防国家構築に際して、上記①②問題は、当時の日本が克服しなければならないものであり、辻もそれを力説した。総力戦時代での明治憲法の《弱点》の研究ともいえる戦中の辻の業績は、今なお、明治憲法を考える際の重要な一素材である。本論文は、それらの再読によって明治国家の割拠性問題を考える一視角を得ることを目的とした。 |