教員情報 |
スギハラ トオル
Toru Sugihara 杉原 亨 所属 淑徳大学 高等教育研究開発センター 所属 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 2021年度自校史授業の実践と報告 ―SDGsへの視点を含めて― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 関東学院大学理工学部建築・環境学部教養学会「科学/人間」 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 52,163-176頁 |
著者・共著者 | 山田昭子,杉原亨 |
概要 | 本稿は、本学の2021年度秋学期開講科目「自校史」の実践報告と今後の展望について述べるものである。本学における「自校史」開講に至る経緯については、『関東学院大学高等教育研究・開発センター年報』1~3号に掲載された「自校史授業開講に向けて」1~3で報告しているほか、開講後の実践報告は『科学/人間』No.51においてまとめた。 今回は、授業の概要について紹介したのち、初回及び最終回授業で実施したアンケート結果を踏まえ、2020年度との比較を行った。その結果、2020年度に比べ受講者数の減少が認められたものの、授業に対する意欲を持って受講する学生の割合が増えたこと、受講後の満足度も前年に比べ上昇傾向にあることが分かった。また、前回の実践報告において課題として残されていたSDGsとの関連について、学生のポスター課題からは、SDGsの理解度に伴い課題の達成度にばらつきが見え、指導者側の新たな課題が見出されたが、SDGsへの学びを経由することで自校史教育に対する理解を深めた作品があることを確認できたことが、成果であるといえる。 |