教員情報 |
シノハラ ヨシコ
SHINOHARA YOSHIKO 篠原 良子 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 看護学生が考えるジェンダー・バイアス- SDGs における平等の視点から- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 三育学院大学紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 13(1),89-93頁 |
概要 | SDGsにおける平等の視点から看護学生が考えるジェンダー・バイアスを明らかにしていくことを目的とした。対象は、母性看護学概論第4回の授業に出席した2年生51名(うち9名が男子学生)である。分析対象者数(率)は、データ集計および公表に同意が得られた40名(78.4%)である。ジェンダー不平等であると考える事柄は、51のデータがあり、それらの内容は、【仕事】【収入】【認識】【ハラスメント】【結婚】【セクシュアリティ】【服装】【身体】【教育】【その他】の10のカテゴリに分類された。ジェンダー平等となるために必要なことは、45のデータがあり、それらの内容は、【施策】【改革と変革】【理解】【平等化】【教育】【尊重】【情報】【その他】の8つのカテゴリに分類された。このことから、学生は社会の形勢には不平等があるととらえ、性差での役割の押し付けや刷り込みの存在を感じていることがわかった。また、わが国のみならず他国の状況についても目を向けることができていた。同時に、わが国の施策の整備や意識の変化、情報と教育の必要性などを考えることができていた。 |