教員情報 |
ナガサカ イクヨ
NAGASAKA IKUYO 長坂 育代 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/08 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 糖尿病を併存疾患に持ち外来化学療法を受ける膵・胆管がん患者の治療継続中の体験 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 千葉看護学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 26(1),10-19頁 |
担当範囲 | データ分析・論文作成補助 |
著者・共著者 | 國武由香里, 長坂育代, 眞嶋朋子 |
概要 | 糖尿病を併存疾患に持つ膵・胆管がん患者が外来化学療法を継続する体験を明らかにすることを目的に、外来化学療法を受けている膵臓がん患者4名,胆管がん患者2名を対象に半構造化面接で
データ収集を行い,質的帰納的に分析した。その結果,【糖尿病とがんの治療を継続するなかで病気の捉え方が変わる】【がんと糖尿病の治療を考慮した生活を試みる】【がんと糖尿病の治療を考慮した生活の中で生じた困難を乗り越えるために模索する】【がんと糖尿病の治療を継続するために家族の支持を得る】という体験が示された。対象者は,糖尿病だけでなくがんを発症し治療の継続が必要となった状況において,自ら治療に対する優先度をつけながら,がんと糖尿病の治療を継続することを考慮した日常生活をしていたことが明らかとなった。 |