教員情報 |
タナカ ノリヒロ
TANAKA Norihiro 田中 則広 所属 淑徳大学 人文学部 表現学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/11 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 韓国の政治とメディア:李明博・朴槿恵政権期における「公営放送」との関係を中心に |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 国際行動学研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 国際行動学会 |
巻・号・頁 | 13,17-44頁 |
概要 | 本研究は、韓国における政治とメディアの関係を、「公営放送」を中心に考察することを目的としたものである。具体的には、イ・ミョンバク(李明博)、パク・クネ(朴槿恵)両政権期におけるメディアコントロールの事例に焦点を当てつつ、「積弊清算」を掲げるムン・ジェイン(文在寅)現政権下で明らかになった事柄も加味しながら検討した。
その結果、イ・ミョンバク、パク・クネ両政権下で公営放送の信頼性や公正性などが棄損され、それらを立て直して国民の信頼を再び獲得する必要が急務となっていることが考察された。 政治とメディアをめぐる過去の検証と同時に、信頼性や公正性の高い公営放送の運営が行なわれているのか、今後も引き続き、政権の動向を注視していくことが重要である。 |