教員情報 |
アラクニ ケイスケ
荒邦 啓介 所属 淑徳大学 コミュニティ政策学部 コミュニティ政策学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「明治・大正期における副島義一の内閣制論」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 東洋大学大学院紀要(法・経営・経済) |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (48),139-162頁 |
概要 | 本論文では、戦前、早稲田大学教授として活躍した憲法学者・副島義一の内閣制論(明治・大正期)を扱った。明治末年の副島は英国に倣った良き政党の実現と二大政党政治実現を願っていたが、大正時代に入ると、超然内閣として成立した寺内正毅内閣を擁護した。本論文では、この変化が、現実の政党への不信感に加え、立憲制の基礎となるべき「民望」が寺内内閣を支持するならば政党内閣でなくとも是認され得るという理由からであった点を明らかにした。 |