教員情報 |
オガワ ジュンコ
OGAWA JUNKO 小川 純子 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/09 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 終末期の小児がん患者のケア体制および看護師へのメンタルヘルスサポート体制の実態 病棟管理者への調査より |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 小児がん看護 |
巻・号・頁 | 7,39-45頁 |
著者・共著者 | 竹内 幸江, 高橋 百合子, 吉川 久美子, 野中 淳子, 丸 光惠, 前田 留美, 富岡 晶子, 小川 純子, 中尾 秀子, 村上 育穂, 勝本 祥子 |
概要 | 小児がんの子どもの終末期から死後の過程におけるケアと、看護師へのメンタルヘルスケアの実態を明らかにすることを目的に質問紙調査を行い、小児がん治療を行う施設の36病棟の病棟看護管理者より回答を得た。緩和ケアチームがある病棟は28病棟であり、ギアチェンジに関する方針があるのは10病棟であった。遺族へのグリーフケアを行っているのは6病棟のみであった。21病棟が終末期の患者をケアする看護師へのサポート体制があるとし、患者の死亡前後で病棟カンファレンスを行っていた。予期的なメンタルサポートは、行っている5病棟、以前行っていた1病棟であった。患者が亡くなった後にグリーフケアを目的としたカンファレンスは、行っている18病棟、以前行っていた6病棟、行っていない10病棟であった。小児がん患者の終末期におけるケア体制は、多職種も含めて充実しているものの、遺族に対するグリーフケアや看護師へのケアは十分とは言えなかった。カンファレンスの運営方法を含めた継続教育の必要性が認められた。 |