教員情報 |
タカハシ オサム
髙橋 修 所属 淑徳大学 経営学部 経営学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/04 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 職場特性が従業員のストレス反応に及ぼす効果の検討 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 「産業ストレス研究」日本産業ストレス学会 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 20(2),169-178頁 |
概要 | 本研究の目的は、マクロな環境要因としての職場特性が従業員のストレス反応に及ぼす効果を検討することである。民間企業12社の従業員に対して自記式質問紙調査を行い、2,866票の回答データを管理職群と一般職群とに2分した上でパス解析を実施した。
その結果、直接効果と間接効果の両方が認められた。このうち間接効果が優勢であり、一部を除き職場特性から職務特性を介してストレス反応を低減するというポジティブな間接効果が認められた。また、「自由・協力的な雰囲気」及び「バランスの取れた成果追求」が、ストレス反応を直接低減するポジティブな直接効果を認めるという新たな結果も示された。 これらのことから、職場環境等の改善に際して、職務特性の改善に加えて、その背後にある職場特性を改善したり促進したりすることが、従業員のストレス反応の低減につながる可能性が示された。 |