|   | 教員情報 | 
| モモエダ トモコ
            Momoeda Tomoko 桃枝 智子 所属 淑徳大学 総合福祉学部 教育福祉学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 社会福祉学専攻 職種 准教授 | |
| 言語種別 | 日本語 | 
| 発行・発表の年月 | 2019/03 | 
| 形態種別 | 学術論文 | 
| 標題 | 子ども時代の回想と詩的表現による言語化の試み:保育者を目指す学生における子ども理解の深まりと視点の変容 | 
| 執筆形態 | 単著 | 
| 掲載誌名 | 総合福祉研究 | 
| 掲載区分 | 国内 | 
| 出版社・発行元 | 淑徳大学 | 
| 巻・号・頁 | (23) | 
| 概要 | 本研究は,学生の子ども時代の体験を詩的表現によって言語化する試みを通し,子どもの言葉にならない思いに気づき,保育実践の基本となる子ども理解への視点を培うことを目的とした授業研究である。学生が書いた詩,ならびに振り返りシートの記述を資料とし,①学生の子ども時代の回想と詩的表現のありよう,②学生の子ども理解への気づきについて分析を行った。その結果,学生は子ども時代の体験を言語化することへの難しさを感じながらも,固有の子ども時代の体験を言語化していた。また,この試みを通し,学生は「子ども性」が自分自身に現在も存在していること,子ども理解については,理想やイメージではない現実としての子ども理解へと視点を深め,変容させるきっかけとなっていることが考えられた。さらに,保育者になる者として立場から今回の演習を学びとして意味づけようとしていたことも確認された。(10頁) |