教員情報 |
コバヤシ ヒデキ
KOBAYASHI HIDEKI 小林 秀樹 所属 淑徳大学 総合福祉学部 教育福祉学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 「生命」に関する道徳の指導内容について―小学校学習指導要領の検討から― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 総合福祉研究 |
出版社・発行元 | 淑徳大学社会福祉研究所 総合福祉研究室 |
巻・号・頁 | (第15号),19-30頁 |
概要 | 学習指導要領道徳編における「生命」に関わる指導内容について、小学校低学年の内容の変遷を追い、平成元年以降、取り入れられた四つの視点(「1 主として自分自身に関すること」、「2 主として他の人とのかかわりに関すること」、「3 主として自然や崇高なものとのかかわりに関すること」、「4 主として集団や社会とのかかわりに関すること」)によって、「生命」に関わる指導内容が明確にとらえにくくなっている側面について指摘した。四つの視点に基づく分類は、反省的な自己内対話により自覚されるべき道徳の内容(価値)を整理したものと言えるが、指導要領で重視される「生命に対する畏敬の念」につながる「生きることを喜び…」という側面は、反省によってとらえられるものではなく、むしろ、そのような生を児童が生きられるよう、環境を整備し外から働きかけることが重要であるということを指摘した。 |