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教員情報 |
イケハタ ミエコ
IKEHATA MIEKO 池畑 美恵子 所属 淑徳大学 総合福祉学部 教育福祉学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2025/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | Ⅳ層 概念化の世界の発達理解と再考-言語概念の形成を中心に- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 発達臨床研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 淑徳大学発達臨床研究センター |
巻・号・頁 | 42,1-9頁 |
著者・共著者 | 池畑 美恵子 |
概要 | 感覚と運動の高次化理論においてⅣ層 概念化の世界は、最も上位の発達段階であり、概念の形成により外界の理解を再構成し、文字や数という記号操作を通して頭の中で柔軟に考える力が育つと考えられてきた。しかし、概念形成のもっとも中核をなす言語概念の育ちは、「9歳の壁」のように幼児期以降に重要な節目がある。そこで本稿では、特にことばの意味把握やことばの運用力の側面に焦点を当て、従来の概念化水準の意味づけより高次の視点で再考した。実践についてもこれまでのわかりやすさを重視した手がかりの多い学習に対する反省を踏まえ、できる活動を考える活動に押し上げ、問いかけが子どもの中に巡るような坂道の作り方について臨床的観点から現時点での手立てを示した。 |