教員情報 |
アラクニ ケイスケ
荒邦 啓介 所属 淑徳大学 コミュニティ政策学部 コミュニティ政策学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「有賀長雄と軍令・軍政――大臣責任論の視点から」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 東洋大学大学院紀要(法・経営・経済) |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (47),109-130頁 |
著者・共著者 | 本論文では、国家法人説・天皇機関説の形成に貢献した明治期の国法学者・有賀長雄の統帥権理論を検討した。統帥権独立制度の下で、一般に、大臣責任の範囲外とされたのが「軍令」であった。本論文では、有賀の統帥権理論、すなわち、憲法典をはじめ、各種官制や軍機関の内規を参照した上で、大臣責任の範囲内である「軍政」と上述「軍令」との混合領域での合憲性の保証を軍部大臣の責任として理解するという議論を追跡した。 |