教員情報 |
ユウキ ヤスヒロ
YUUKI YASUHIRO 結城 康博 所属 淑徳大学 総合福祉学部 社会福祉学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 社会福祉学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2001/06 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | (研究ノート)「措置から契約へと移行する新たな社会福祉制度の課題-アマルティア・センからの考察-」 (日本保健医療社会学会) |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『保健医療社会学論集』 |
出版社・発行元 | 日本保健医療社会学会 |
巻・号・頁 | 第12巻,58-68頁 |
概要 | 本論では、措置制度の歴史的経緯について検証し、今回の「措置」から「契約」へと移行する制度改革は、かつての「国家」対「市場」、「公」対「民」という二分法の議論から考察できると指摘した。 そして、ロールズを中心とした「リバタリアン対リベラリズム」の二分法について触れ、この枠内では真の福祉を追求するには限界であることを述べた。最後にアマルティア・センが、「潜在能力」アプローチによる福祉理論を導き出した点について触れ、今後の社会福祉制度における新たな議論を展開できる可能性について検証した。 |