教員情報 |
アラクニ ケイスケ
荒邦 啓介 所属 淑徳大学 コミュニティ政策学部 コミュニティ政策学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「明治憲法における国務大臣の責任制度形成過程――ふたつの責任論の相克」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 東洋大学大学院紀要(法・経営・経済) |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (46),126-144頁 |
概要 | 本論文は、明治憲法制定過程における国務大臣責任制度に関する理論的対立を描いたものである。国家学者・シュタインから学んだ連帯責任制度論を大臣責任制度の基礎と考えた伊藤博文に対し、維新の基本原理である「天皇親政」理念に反しない為に単独責任制度論を執拗に強調したのが井上毅であったが、憲法起草作業で対立した両理論が憲法と官制にそれぞれ組み込まれていった明治憲法体制(国制)のスタート地点までを追跡した。 |