教員情報 |
モリヤ マサユキ
森屋 雅幸 所属 淑徳大学 地域創生学部 地域創生学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/06 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 近代の地域社会における伝説の成立と文化財保護―明治時代の南朝顕彰との接点― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 地域と社会 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 佐野印刷 |
巻・号・頁 | (11),1-19頁 |
著者・共著者 | 佐藤弘編 |
概要 | 本稿では、国民道徳にもとづいた「名教的」な文化財の成立を南朝に関係する文化財を対象に南朝顕彰との接点を明らかにするため、山梨県都留市に伝わる護良親王の首級および石船神社を対象に資史料からその成立に関する内容を確認しました。その結果、石船神社は近世から近代への移り変わりで、村の産土神から護良親王の首級が伝わる事跡へと転じたことを明かにし、政府の神社政策に表れる南朝顕彰の姿勢に対して、神社の永続性の保障を企図した他律的な顕彰運動である可能性を確認しました。 |
ISSN | 2435-5879 |