教員情報 |
ササキ トモエ
佐佐木 智絵 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 外来通院中の心不全患者が心不全増悪のリスクに対して行っているセルフマネジメントの内容分析 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 淑徳大学看護栄養学部・大学院看護学研究科紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 2,11-22頁 |
概要 | 外来通院中の心不全患者10名を対象にインタビューを行い、ベレルソンの内容分析の手法を参考に分析を行った。その結果、6つのカテゴリーと19のサブカテゴリーが生成された。心不全患者は、【変わらない自分の生活を保つ】、【自分の心臓の状態を知る】、【これまで通りの療養方法を確実に続ける】、【今までの療養法を今の状態に合わせる】、【新しい療養法が生活になじみやすいように工夫する】、【他者のサポートを受ける】というマネジメントを行っていた。これら6つの対処は、一人の中で、複数のリスクに対して同時に行われており、うまくバランスを取りながら実施されていることが示された。変えられない生活も、時間や健康状態の変化に応じて変更可能な生活の部分に変化することがあり、看護師は、患者の変更可能な生活に合わせた具体的な対策を考え、提案し、支援することが必要であることが示唆された。 |