教員情報 |
スギハラ マミ
SUGIHARA MAMI 杉原 麻美 所属 淑徳大学 人文学部 表現学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 絵本をめぐる多面的論考 -絵本プロジェクトから得られた視座- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 淑徳大学人文学部研究論集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 淑徳大学 |
巻・号・頁 | (6),53-67頁 |
概要 | 日本の出版市場で2010年代後半に大きな伸びを見せたのが、絵本の市場である。絵本市場はロングセラー作品の安定的な増刷に支えられた市場であるが、近年は新刊点数も増加し、作家や作品の多様性も高まり質的変化を伴って活性化している。一方、絵本の原画を美術の対象として展示する絵本原画展は、美術館の有力なコンテンツとして発展し、この動きを牽引してきた「ボローニャ国際絵本原画展」の幹事館である板橋区立美術館が担ってきた役割は大きい。本稿では、2017年度から3年に渡って進めてきた絵本に関する研究を総括し、絵本のもつ多面性によって、他の表現領域へ応用できる視座や、コンテンツ産業、美術館、図書館、行政などのステークホルダーから俯瞰した視座から論考する。 |