教員情報 |
ヤマシタ サチコ
YAMASHITA SACHIKO 山下 幸子 所属 淑徳大学 総合福祉学部 社会福祉学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 社会福祉学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/03 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 子ども支援の現在を学ぶ―子どもの暮らし・育ち・健康を見つめて |
執筆形態 | 編著 |
出版社・発行元 | みらい |
著者・共著者 | 編集:仲本美央、山下幸子、稲垣美加子
共著者:小林秀樹、岩井阿礼、青柳涼子、瀧直也、山西哲也、中坪太久郎、池畑美恵子、牧野美幸 |
概要 | 本書はこれから子ども支援を学んでいこうとする初学者を対象に、現在の子ども支援の内容やあり方について示したものである。共著者の学問的背景は多岐にわたることも特徴である(全222頁)。
本人担当部分 「第9章 「あたりまえの暮らし」をめざして―人工呼吸器をつけた子どもたちとその家族の軌跡から」(p169-190) 本稿では、人工呼吸器を装着した子どもたちとその家族による、在宅生活等への想いと実践をもとに、子どもたちの支援に必要な視点と今後の検討課題を明らかにした。具体的には、「人工呼吸器をつけた子の親の会(バクバクの会)」による実践や、団体が著した記録や文章を参照しながら、人工呼吸器装着の子どもたちとその家族の生活の実態を論じている。こうした医療的ケアを必要とする子どもたちの在宅生活の課題として、①「子ども本人の生活支援」という方向を向くこと、②医療的ケアを即時に、かつ安全に行える環境の必要、③地域格差の是正、の3点を提示した。 |