教員情報 |
コバヤシ ヒデキ
KOBAYASHI HIDEKI 小林 秀樹 所属 淑徳大学 総合福祉学部 教育福祉学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/09 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 道徳の授業は何を問題とするのか―「道徳的諸価値についての理解」を基に考える― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 淑徳大学大学院総合福祉研究科研究紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 淑徳大学大学院総合福祉研究科 |
巻・号・頁 | (21),59-74頁 |
著者・共著者 | 小林秀樹 |
概要 | 平成27(2015)年3月に改正された学習指導要領における道徳教育が、「道徳的諸価値についての理解を基に」していることに着目し、改めて道徳的価値とは何か、その価値について児童生徒が理解するとはどのようなことかについて考察した。
本稿では、まず道徳の一般的な語義および和辻哲郎による「徳の諸相」に関する考察をもとに、道徳における規範と徳との関係を素描した。その上で、教育学の言語主義を批判する宇佐美寛の論考を手がかりとして、指導要領における道徳的価値および徳目、またそれらの内容項目との関係を明らかにし、児童生徒が道徳的諸価値について理解することをどう考えたらよいかについて再考した。 |