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教員情報 |
ミヤケ トシヒコ
MIYAKE TOSHIHIKO 三宅 俊彦 所属 淑徳大学 人文学部 歴史学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/06 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | ベトナムからみた中近世東アジアの銭貨流通 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 物質文化史学論聚 |
出版社・発行元 | 北海道出版企画センター |
概要 | 恩師である加藤晋平先生喜寿記念論文集に投稿したものである。ベトナムにおける一括出土銭の調査から、いくつかの問題点を抽出して検討を加えた。 まずベトナムの一括出土銭1号、2号資料の内容を概観した後、中世と近世のそれぞれの問題点を検討した。中世では、銭種組成が中国・日本・ベトナムでほとんど同じであり、東アジアの銭貨流通は中国銭貨を主体としていたことを明らかにした。その一方、日本・ベトナムともに大銭が見られないことから、中国銭貨を輸入する際に、一文銭のみを選択して受用していたことが確認された。 近世では、寛永通寳と長崎貿易銭の、海外での使用が明らかとなった。特に寛永通寳は、カムチャツカ半島からベトナムまで、東アジアでひろく発見されており、中国とベトナムでは自国の銭貨に混じって貨幣として流通していたことが明らかとなった。 |