教員情報 |
ナカノ マサアキ
中野 正昭 所属 淑徳大学 人文学部 表現学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/10 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 国民演劇選奨と置き去りにされた国策劇──古川緑波一座を中心に── |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『演劇学論集』 |
出版社・発行元 | 日本演劇学会 |
巻・号・頁 | (第49号),75-98頁 |
概要 | 昭和16年から昭和19年にかけて、情報局主催で開催された国民演劇選奨に関して、選奨設立の目的、概要、各年度の受賞作品等から、この選奨の歴史的意義を検証した。これにより、従来、受賞作は戦意昂揚傾向か強いとされていたが、実際はそうした作品は選考の際に敬遠されて受賞を逃し、穏当な古典劇が受賞する傾向が強かったこと、その理由としては、情報局・審査委員らに国策劇に関する理念の共有ができていなかったことを明らかにした。 |