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教員情報 |
エビハラ ヤスヨ
海老原 泰代 所属 淑徳大学 看護栄養学部 栄養学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2025/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 栄養教諭養成制度の現状と課題 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 千葉県立保健医療大学紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 千葉県立保健医療大学 |
著者・共著者 | 広川由子、井上裕光、鈴木亜夕帆、海老原泰代、渡辺優奈、岡田亜紀子 |
概要 | 養護教諭及び栄養教諭の資質能⼒の向上に関する調査研究協⼒者会議(中央教育審議会初等中等教育局長が開催決定)は,2023 年1 月17 日に「議論の取りまとめ」を公表し,栄養教諭の課題を整理している.そこでは,栄養教諭は⾷に関する健康課題のある児童⽣徒等への個別的な相談指導ができていない,また,栄養教諭⾃⾝の業務に対する⾃覚が⼗分に進んでいない,と指摘している.これらは厳しい批判ではあるが,栄養教諭でなければ実施できない業務についての重要な指摘であり,⼤学の栄養教諭養成制度を⾒直す契機と捉えることができる。そのため本稿では,現⾏の教育職員免許法及び同法施⾏規則を検討し,栄養教諭養成制度改⾰の基礎資料を提供する
ことを⽬的とした。その結果,現行の法制度は,個別指導を十分こなせる力を育成するものとなっていないことを指摘した.その上で,個別指導力を十分育成するため,とりわけ二種免許状の課程や認定講習においてはカリキュラムを増やし,所要事項として個別指導を盛り込む必要があること,一種免許状の基礎資格は管理栄養士に引き上げることを提案した. |