|   | 教員情報 | 
| アソ ナミ 阿曽 菜美 所属 淑徳大学 看護栄養学部 栄養学科 職種 准教授 | |
| 言語種別 | 日本語 | 
| 発行・発表の年月 | 2021/08 | 
| 形態種別 | 学術論文 | 
| 招待論文 | 招待あり | 
| 標題 | 甘味と脂質に対する感受性に気分状態と一過性ストレスが与える影響 | 
| 執筆形態 | 単著 | 
| 掲載誌名 | 千葉県栄養士会雑誌 | 
| 掲載区分 | 国内 | 
| 出版社・発行元 | 公益社団法人 千葉県栄養士会 | 
| 巻・号・頁 | (34),7-7頁 | 
| 著者・共著者 | 阿曽(染矢)菜美 | 
| 概要 | ネガティブな気分状態を表す総合的気分状態(TMD)得点より,被験者を高TMD群および低TMD群に分け,一過性ストレスの前後における脂質と甘味に対する感受性および嗜好性を評価した.その結果,高TMD群において,高濃度の甘味や脂肪味に対する主観的強度が低下している一方,嗜好性が上昇していることが示された.このことは,ネガティブな気分状態では甘味や脂肪味に鈍感になり,より強い甘味や脂肪味を好ましく感じるようになる可能性を示唆している.一方,精神作業の前後では,主観的強度および嗜好性の変化は見られず,一過性のストレスよりも,過去一週間程度の気分状態の方が,味覚や嗜好に影響を与える可能性が示唆された. |