教員情報 |
オガワ ジュンコ
OGAWA JUNKO 小川 純子 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/09 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 小児がんの子どもの死を経験した看護師の思いとグリーフケアにおいて望むことに関する調査 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 小児がん看護 |
巻・号・頁 | 9(1),63-72頁 |
著者・共著者 | ◎髙橋百合子,竹内幸江,吉川久美子,野中淳子,丸光惠,前田留美,富岡晶子,小川純子,中尾秀子,櫻井育穂,勝本祥子,内田雅代 |
概要 | 本研究は、小児がんの子どもの死を経験した看護師が、子どもが亡くなった時に感じることについてと、看護師へのグリーフケアにおいて望むことについての認識を明らかにすること目的とした。小児がん看護に携わる看護師を対象に質問紙調査を行い、104名から回答を得た。
看護師はケアをしていた子どもが亡くなった時に、『チームで協力してケアを行えた』、『チームで考えを共有できた』、『親の意思を尊重できた』という回答が多かったが、『子どもの意思を尊重できた』という回答は最も少なかった。また、『悲しみやさびしさを感じる』、『子どもへのケアに対する無力感がある』という回答が多かった。 看護師へのグリーフケアを目的としたカンファレンスについては、約4割の看護師があると回答し、『病棟スタッフと気持ちを共有することができた』という感想が最も多かった。 終末期ケアを行う看護師は、子どもが亡くなる前後から様々な支援を求めており、継続教育の中にグリーフケアを位置付けていけるような取り組みが必要であることが示唆された。 |