教員情報 |
タカハシ オサム
髙橋 修 所属 淑徳大学 経営学部 経営学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | キャリア教育科目受講者のキャリア意識測定の試み |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 東北大学 高度教養教育・学生支援機構紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (6),135-141頁 |
概要 | 本稿では、キャリア教育科目それぞれの位置づけや内容を検討する上で重要な指標となる学生のキャリア意識の変化の状況を測定することを試みた。その上で、教室中心の授業なのか授業時間外の活動を含む授業なのかという授業の実施形態によってキャリア意識に特徴が見られるのか、また日本人学生と外国人留学生でその特徴が異なるのか否か、という点についても検討した。
その結果、授業前後のキャリア意識の変化については、キャリア意識が高い群に分類される者の比率が授業開始時の33%から授業後には64%へ大幅に増加するなど。キャリア教育科目の一定の効果が確認できた。 一方で、授業の実施形態による違いは見られなかったが、特に日本人学生は外国人留学生よりもキャリア意識の自己評価が低い傾向があり、キャリア教育が自己評価を高めるという効果を持つ点は重要な意義を持つと考えられる。 (共著者:猪股歳之、高橋修、門間由記子) |