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教員情報 |
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シノハラ ヨシコ
SHINOHARA YOSHIKO 篠原 良子 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 教授 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2025/10 |
| 形態種別 | 学術論文 |
| 査読 | 査読あり |
| 標題 | 妊娠届出時の面談における現状と課題-妊娠期から子育て期にわたる切れ目ない支援に向けて- |
| 執筆形態 | 単著 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | 大学院総合福祉研究科 研究紀要 |
| 巻・号・頁 | (32) |
| 著者・共著者 | 篠原良子 |
| 概要 | 本研究は、妊娠期から子育て期における切れ目ない支援における一助とすることを目的として、子育て世代包括支援センター事業および妊娠・出産包括事業(産前・産後サポート事業および産後ケア事業)が施行された後の妊娠届出時の面談等の実態について調査した。さらに、大多数の自治体での面談で使用している問診票(ひな型)の項目について概観した。その結果、施策として妊娠届出の面談には、医療職の他にソーシャルワーカー等の職員の配置が提案されているものの、配置は進んでいない現状がうかがえ、母子保健と児童福祉が連携した一体的な支援体制の整備の必要性が示唆された。また、自治体による支援状況の格差の可能性がうかがえた。面談時に確認している項目については、日常生活状況やセルフケア能力、対象者とその家族の強みの視点が不足していると考えられた。したがって、妊娠届出時の面談で確認すべき項目について検討していく必要がある。 |