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教員情報 |
ミヤケ トシヒコ
MIYAKE TOSHIHIKO 三宅 俊彦 所属 淑徳大学 人文学部 歴史学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/04 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | サハリンの出土銭 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 考古学ジャーナル626 |
出版社・発行元 | ニューサイエンス社 |
概要 | 上記『考古学ジャーナル』626号の特集に、各論としてサハリンの出土銭の調査状況を紹介した。これは筆者が近年行っている調査の成果をまとめたもので、サハリン各地の出土銭の状況をまとめている。 中世では、発見例が少ないものの、大銭が多く見られることが特徴であり、特に装飾品として孔をあけたものが見られることを指摘している。そしてその様な大銭が北海道でも発見されていることを紹介し、北海道にサハリンから銭貨が流入していることを明らかにした。 近世の出土銭では、北側に清朝銭が多く、南側に日本銭が多いことを指摘し、銭貨の流入ルートが北は中国に、南は日本にあることを明らかにしている。またそれらの分布は北のニヴフ、南のアイヌという民族分布とも対応することが分かり、さらに孔のあけられた銭貨が北に多く分布するのは、ニヴフが銭貨を衣服に縫い付けるためであることを明らかにした。一方、南から出土する銭貨には孔はなく、これはアイヌは首飾りとして中央の方孔を利用するためであることを指摘した。 |