教員情報 |
タムラ ミユキ
田村 美由紀 所属 淑徳大学 教育学部 こども教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/02 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 乳幼児を対象とした防災教育に関する研究の動向 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 淑徳大学短期大学部研究紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 68,39-47頁 |
担当範囲 | 執筆に当たっての調査、統計処理及び全ページの執筆を担当した。 |
著者・共著者 | ◎田村美由紀 |
概要 | 本研究では、乳幼児を対象とした防災教育について、保育者養成の教育活動および就学前施設内での実践や取組に関する文献を整理し、その課題を明らかにすることを目的とした。分析の結果、防災と保育が最上位として抽出され、避難行動や安全な生活を送ることが教育内容として重要であること、乳幼児への必要な災害訓練は地震が中心であること、東日本大震災を中心としたこれまでの報告が有効であることが示唆された。また、除外された文献考察からは、子どもとの関係性や職員間の連携、さらには地域との関係性を構築することや、防災教育の実践のために様々な教材の開発や施設の活用が有効であることが示唆された。最終的には、子どもたちが自らの安全について考え、保育者の指示に従い、落ち着いて行動できる力を養うことが課題であり、子どもたちの命を救うために最も重要であると考えられた。 |