教員情報 |
キム セファン
金 世煥 所属 淑徳大学 経営学部 観光経営学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/11 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 日本での韓国飲食店の現状と変遷、そしてその特徴に関する実証研究-東京都新大久保地域を中心に- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『日本フードサービス学会年報』第23号 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本フードサービス学会 |
概要 | 韓国飲食店の経営者173名を対象としたインタビュー調査を通じて、運営方式の特徴と変遷過程を整理することができた。また、新大久保地域という限られた商圏の中での急激な店舗数の増加がもたらす以下のような様々な問題が発生しているのも把握できた。その問題点として、まず、4Pの側面から見ると、商品やサービスの差別化なしの同業種との価格(Price)競争あるいは価格談合(980円というメニューの価格)、韓国家庭料理をベースとした類似メニュー(Product) の提供、韓国食材料を流通させている同じ仕入れ先や流通経路(Place)を通しての食材料(調味料などを含む)の類似性、店舗ごとの独創的なPR活動なしの韓流に依存した広報(Promotion)なとの4Pの問題が挙げられた。次に、「New comer」と「Old comer」の運営方式の違いをみると、中華料理やカレー専門店のように、韓国飲食店の大衆化までには至ってないことが理解できた。
pp.40~50. |