教員情報 |
イワサキ キクコ
IWASAKI KIKUKO 岩崎 紀久子 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/10 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 代替・補完療法の利用を希望している患者の思いに対する看護師の捉え方の分析-ホスピス・緩和ケア病棟で働く看護師を対象に- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | ヘルスサイエンス研究 |
巻・号・頁 | 第13巻(1号),15-20頁 |
概要 | ホスピス・緩和ケア病棟において,代替・補完療法(以下CAM)を利用することの関心や患者への適用は高まっている。本研究ではCAMを利用することに対する看護師の捉え方について,ホスピス・緩和ケア病棟に勤務する看護師を対象に質問紙調査したものである。看護師の捉え方を質的に分析した結果,“身体や精神の安楽へのケアにつながる”“患者の意思・自己決定を支える”“患者の思い,そして生きることを支える”“看護独自のケアを行う”の4つの捉え方が明らかになった。CAMを利用している患者あるいは家族の底に秘められた複雑な思いを全人的に理解しながら,看護師独自の方法でがん患者および家族を支援していくことの必要性が示唆された。 |