教員情報 |
キム セファン
金 世煥 所属 淑徳大学 経営学部 観光経営学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/02 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | フードシステムにおけるリスク・コミュニケーション制度に関する考察 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『いわき明星大学研究紀要 人文学・社会科学・情報学篇』第4号通巻32号 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | いわき明星大学 |
概要 | リスクコミュニケーションは、食品による国の危機管理と危険管理において非常に重要な役割を果たしているが、食品の安全管理は食品危害からの予防を優先させることが重要で、これはフードシステムに関わるすべての利害関係者らの主体的な努力によってなされる必要があると考えた。今までの様々な食中毒の発生事件からも推測できるように、食の安全に対する国際的な基準や制度に基づいて改善努力などが正確に果たされた場合、食のリスクは徐々に減少していくと考えている。さらに、激変するフードシステムにおける消費環境のニーズに合わせて、消費者らの積極的な社会参加(監視・監督)と共に、政府の法律的・行政的な改善努力や支援政策が要求される。また、生産者は自ら持続的な危害を減少していこうとする努力と安全関連の認証制度を導入していることを消費者へ積極的に告知していく必要があり、この努力こそがリスクコミュニケーションの第一歩であると強調した。
pp.97~106. |