教員情報 |
ウジハラ マサナ
Masana Ujihara 氏原 将奈 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | ピアエデュケーションによる看護大学生へのゲートキーパー養成研修の予備的検討 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 自殺予防と危機介入 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本自殺予防学会 |
担当範囲 | データ収集・分析・論文執筆 |
著者・共著者 | 樋口晴香, 氏原将奈, 髙橋あすみ |
概要 | 本研究の目的は、ピアエデュケーションによる看護大学生へのゲートキーパー養成研修の予備的効果に ついて明らかにすることであった。A 大学看護学科学生2~4 年生を対象とし、介入群(15 名)と対照群 (13 名)の2 群に割り付けた。介入群は、学生が作成した e ラーニング動画の視聴及びオンラインでのロー ルプレイ研修を実施し、対照群には e ラーニング動画のみ提供し、視聴は自由とした。両群に研修の前後 及びその1ヶ月後の計3 回、質問紙調査を実施した。その結果、ゲートキーパー自己効力感は時間経過と 群の間に有意な交互作用(p<.001、ηp 2 =.215)が認められた。一方、日本語版自殺の知識尺度、短縮版ケ スラー抑うつ尺度の得点は時間の主効果及び交互作用に有意差は見られなかった。このことから、学生主 導による e ラーニング及びロールプレイ研修はゲートキーパーの自己効力感を向上させ、1ヶ月後も維持 されることが明らかになった。 |