教員情報 |
シミズ マサユキ
SHIMIZU< Masayuki 清水 将之 所属 淑徳大学 総合福祉学部 教育福祉学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/11 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 放課後児童対策専門委員会の議事録に関する計量テキスト分析― 中間とりまとめ以降の議論ととりまとめを中心とした探索的研究 ― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 淑徳大学短期大学部研究紀要 |
掲載区分 | 国内 |
概要 | 本稿は厚生労働省社会保障審議会に設置された「放課後児童対策に関する専門委員会」がとりまとめた「と
りまとめ」ならびに第11回から第15回までの議事録を対象として,計量テキスト分析による方法でその内容 ならびに議論を視覚的に構造化するものである。 放課後児童クラブには量的・質的な引き続き課題が存在する。また,児童館がすべての自治体に設置され ていない点も課題と言える。こどもの居場所としての放課後児童クラブ,児童館は引き続き量的・質的な拡 充や充実が求められ,かつ福祉的な課題への対応も更に求められるところである。 こどもの放課後を考えるならば,放課後児童クラブや児童館のみならず,こどもにとって心地よく安全な 場所や空間,そして時間がこどもの手の届く範囲に存在することが必要である。つまり,こどもの放課後を 検討することは,こどもの放課後を含めた時間の過ごし方が本質的な課題であると言える。放課後のみならず, 地域,家庭,乳幼児保育や教育機関を含めた過ごし方も遡上に上がる。また,放課後児童クラブ,児童館が 閉じられた後の夜(夜間)におけるこどもの居場所に関する議論も必要であった。 |