教員情報 |
イトウ ナツコ
ITO NATSUKO 伊藤 奈津子 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 職種 准教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 沐浴における児の固定・支え方についての検討 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 淑徳大学看護栄養学部・大学院看護学研究科紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 1(1),13-20頁 |
著者・共著者 | 榊原清美、河野洋子 |
概要 | 大学の「母性看護援助論I」履修の看護学科2年次98名のうち、研究協力が得られた17名に児頭を把持し手掌全体で頭部・頸部・背部を固定する沐浴法Aと左前腕に新生児の頸部と児頭を乗せて支え、左肩関節を掴んで固定する沐浴法Bを実施してもらい、安全性や安楽性および洗いやすさをクロスオーバー試験により検討した。研究期間は2022年4月から8月であった。研究協力者に沐浴法実施後に質問紙調査を実施し、項目すべてに有効回答が得られた16名(男性4名、女性12名)を分析対象とした。洗いやすさと安楽性では、沐浴法Aの方が沐浴法Bよりも固定の難しさを有意に感じていた。安全性では「落としてしまう不安」の得点で有意差を認め、沐浴法Aの方がより新生児を落下させてしまう不安を感じていることが示された。学生は沐浴法Bは児頭を把持しないため、児頭を確実に固定できず、洗う際に頭部が揺れてしまう「児頭の不安定さ」を感じていた。 |